韓国・釜山

夢のカルビ食い倒れツアー!
呑んで食ってまた呑んで、あかすりやってまた呑んで・・・の呑み食いツアー


たかが1時間20分のフライトだというのに、諸々の事情で1時間以上フライトが遅れ 釜山のホテルに着いたらもうお夕食の時間でした。
それでも一応、焼肉屋を探しがてら、取ってつけたような観光もしました。
後にも先にも観光はこれだけだったような気もするけど、こういう写真を見るとしっかり観光した気分にもなれるものです。 (ほんとか?)
っていうか、この鐘ってなに?

なんといっても今回の目的は焼肉!カルビ!!
まずは近くのお土産物屋のおばちゃんとの雑談がてらおいしい店を聞き出し、意気揚揚と その店へ入ったところ、、、なんでこんなに空いてるの??
っていうか、客って私たちだけ?
しかも通された席は箪笥だか仏壇だかの前で、これってもしかして家の一部??って感じ。
しかも店のおばちゃんは、TVドラマ(音を聞く限り平日昼間にやってそうなメロドラマ)に夢中で、CMの時しか私らの相手をしてくれない。
やはり客に媚びない穴場の店とは、こういうものなのだろうか・・・さすがである。

いよいよ夢にまで見た本場韓国のカルビを食う瞬間。
なんか色・つや・形とビジュアル的にはイマイチな気がするけど、本物の味とはこういうものに違いない。
なんてったって、炭火焼きだし。
なんてったって、地元の人が薦めてくれた店だし。
なんてったって、私達以外に観光客のいない大穴場の店だし。

確かに肉はやわらかくうまかった。
しかし、何かが違う。何が違うのかわからないけど、とにかく違うのである。
食べた瞬間に胸に熱いものが込上げ、あまりのおいしさにうっ・・と目頭が熱くなるような感動を期待していた私にとって、 この焼肉は何かが違うのである。
どうやら他のみなさんも同じようなことを感じていたらしく、この店は早々に引き上げることが暗黙のうちに決まっていた。
そして店を出るなり(正確にはまだ肉食ってるうちから)、リベンジを決行する店を選び出していた。
次こそは、我々に失敗は許されない と店の外で円陣を組んでお互いの士気を高め、とりあえず誰の持っているガイドブックにも載っていたカルビ屋 へ向かうことにしたのでした。



ということで、これが2件目のカルビ屋。
やっぱこれでしょ。この色、この艶、この量!! どぉよどぉよ?!
今度こそ、今度こそ胸に熱いものが込上げるような感動を味わえるはず!!
と食べる前には思っていたけど、実際に込上げてきたのはどっちかってーと胸焼けに近いようなものだった。

そりゃ私は焼肉は大好きで、残業後の深夜0時過ぎに焼肉を食べに行く(自分ではふつーなんだけど人に話をすると結構 驚かれる というかげんなりされる)こともあるけれど、さすがに焼肉のハシゴはキツかった。。。
しかも、このうち一人は肉が食べられない子ときている。
ごめんねぇ〜、あやちゃぁ〜ん。。。
どうやら他のみんなも口にこそ出さないけど同じような事を感じていたらしく、今度こそ勝利を誓い合ったはずなのに、 どうみても皆の顔には敗北が漂っていたのでした。。。どよぉ〜ん。。。


次の日最初の目的地は魚市場。
私は魚介類が苦手なので気にしてなかったけど、釜山は海の近くなのでイコール魚がおいしい という 等式が皆の頭の中にはあったらしい。
ここは、1階の市場で好きな魚を選んで、それを2階で料理してもらって食べる というシステムらしく 市場をぶらぶら歩いていると、いろんなところからお声がかかる。
競争率が激しいのはわかるけど、勝手に魚を選んでバケツに放り投げ入れ(しかしバケツに入れそこなって よく魚を床に落としていた・・・)、2階へ案内しようとしたりして、みんな結構強引だったりした。
しかも韓国人の話し方ってなんだか喧嘩ごしで恐いし。。。


あ、そうそう、関係ないけどこれはなんでしょう?
初めは何かの腸かと思ったけど、これ実は結構でかい上、もぞもぞむんにゅぅ〜 っと動いてるのです。
店の人に聞いてみたら、ミミズという答えが返ってきました。げぇ〜。。。
昔、某膜怒鳴るどのハンバーガーの肉は食用ミミズで出来ている なーんて噂があったけど、もしかして、それってこれ?T T


とりあえず、日本では高くて滅多に食えないヒラメの刺身なんか食べてみちゃったりしたけど、韓国の刺身っつーのは 何故か皆、細かい千切りにされて出てくるようで、これまたイマひとつビジュアル的にありがたみに欠ける。
しかも元々魚介類嫌いの私しゃぁ普段刺身なんて好んで食べないので、これがいったい高いのか安いのか、うまいのか まずいのか、はたまたいったいどれがヒラメなのかもよくわからなかったけど、とりあえず昼から海の見える店で ビールが呑めてうれしかったのでよしとしよう。

こういう景色はいかにもアジア。
ここは通称冷麺通り。(私達が勝手にそう呼んでただけだけど) 渋谷並(こういう形容がいかにも田舎モノ?TT)に人通りが激しい街中の道の角をちろっと曲がると、急にこういう屋台街が あったりするところが面白い。
こういう人がうじゃうじゃいて屋台が並んでるところを見ると、なんだか意味も無く血沸き肉踊るのは私だけだろうか?


韓国といえば、誤字脱字のVOW王国。 日本人が多いので、日本語の看板は非常に多いのだけど、これがまた楽しい。
「マッサーヅ」なんかはまだわかるけど、 この「物と細かく切り刻んぞうどん」とはいったいなんだ?
「おわびのおかゆ」っつーのはやはり、申し訳ございません。。。と言いながら出されるものなのだろうか?
そういや朝行った魚市場では、呼び込みのおばちゃんが私達に向かってオペラ歌手のように腹の前で手を組み 背筋を伸ばして「買いなさぁ〜い!!」と絶叫していたりして、客に向かって命令形はないだろとか思ってたけど、 とある高級ホテルのトイレに入ってドアを閉めたら、鍵のところに「引きなさい」と書かれていた。
そんなこと言われたら、ついつい「はい、引かせていただきます」とお辞儀もしてしまうというもんだ。。。

小さなタバコ屋さん。
泊まってたホテルのすぐ横にあったのに、帰る直前初めて気が付きました。
それにしても、なんでこんなに戸口が小さいんだろう。。。
っていうか、小さいのは別に戸口だけじゃなくて、中にいる(っていうかはまってるように しか見えない・・)おじちゃんだけでめいっぱいのスペース。
立ち退きに反対して居座って商売やってるんだろうか?
それともなんかやましいことしてんのか?

韓国の屋台。
最後の夜だってのに、お父さんを放って女4人で呑んでました。お父さんごめんなさい。

そうそう、書き忘れていたけれど、今回のツアーの題名は「VIVID 気ままに釜山 〜 高木ハーレムツアー」
メンバーは高木お父さんと女性4人の、なんとも豪華なハーレムツアー ^O^ 高木さんったら奥ゆかしいので、周りの人にはあまり自慢しなかったみたいだけど、 遠足を心待ちにするあまり熱を出す子供のように、旅行前に熱を出してしまったらしい。
そうとも、女4人が皆のんべいであろうとも、しょっちゅう一緒に呑んでるメンツであっても、半分が知り 合いの嫁であろうとも、誰がなんと言おうと、この組み合わせはハーレム以外に形容のしようがない。
ホテルのマッサージのおっちゃんだって、高木さんが女性4人をはべらせているのを見て、「あなた それは無理です、私が代わります」と羨ましがっていたし。(何が無理なのかは知らないけど)